fastapi python
fastapi python
概要
この記事では、Pythonを用いたWebフレームワークであるFastAPIの基本を紹介します。ターゲットとする読者はPythonの基礎を理解しているが、Webアプリケーション開発の経験がない方です。この記事を読むことで、FastAPIを用いたWebアプリケーションの構築に必要な基本的な知識を習得できます。
前提条件
- Python 3.7以上の環境がインストールされていること
- ターミナルまたはコマンドプロンプトの基本操作が理解できていること
- pipによるパッケージ管理に関する知識があること
手順
FastAPIのインストール
まずはFastAPIをインストールします。pipを使用して以下のコマンドを実行してください。
pip install fastapi
次に、ASGIサーバが必要となるため、uvicornもインストールします。
pip install uvicorn
基本的なAPIの作成
FastAPIを使用して最初のAPIを作成します。例として、シンプルなHello, Worldアプリケーションを作ってみましょう。
from fastapi import FastAPI
app = FastAPI()
@app.get("/")
async def read_root():
return {"message": "Hello, World"}
このコードではFastAPIのインスタンスを作成し、GETリクエストに応答するルートを定義しています。
アプリケーションの実行
保存したファイルをuvicornを使って実行します。以下のコマンドを実行してサーバーを起動します。
uvicorn filename:app --reload
この状態で、ブラウザから http://127.0.0.1:8000
にアクセスすると “Hello, World" が表示されます。
補足・注意点
- FastAPIはasync/await構文を用いているため、非同期処理の基本を理解していると開発がスムーズです。
- セキュリティに関するベストプラクティスを学び、適切に対応することが重要です。
- ローカルでのテスト時は、
--reload
オプションを活用するとコードの変更が反映されやすくなります。
まとめ
この記事ではFastAPIの基本的な使い方を紹介しました。FastAPIは迅速な開発を可能にする便利なツールであり、公式ドキュメントも充実しています。さらに学びたい方は、FastAPI公式ドキュメントをご覧ください。
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