AWSの概要
インフラエンジニアのしずくです<(_ _)>
今回はAWSというクラウドサービスの概要について説明させていただきます!
【クラウドサービスとは?】
まず、オンプレミス(オンプレ)、仮想化、クラウド、ハイブリットと呼ばれるサーバーの配置形式があります。それぞれ特徴などを見ていきましょう。
方式 | 特徴 |
オンプレ | 企業などが管理する設備(自社内やデータセンター)へサーバーを設置する方式 |
仮想化 | オンプレ上のサーバーを仮想化する方式 |
クラウド | 企業などが管理していない設備(クラウドサービス提供事業者元管理の設備)へ サーバーを設置する方式 |
ハイブリット | オンプレとクラウドの掛け合わせの方式(Web・APサーバーをクラウド上へ DBサーバーをオンプレ上へなど) |
それぞれにメリットやデメリットについてみてみましょう。
オンプレ・仮想化のメリット
- 機器の選定が行えるため独自のセキュリティ対策が実施できる
- 運用のコストは基本的には固定化されているため予算が組みやすい
- システムへの変更が自由に行える
オンプレ・仮想化のデメリット
- 初期費用や機器の維持費用が掛かる
- システム利用開始まで時間がかかる
- 高い技術力を持つエンジニアが必要
- 災害対策や障害の復旧などに時間とコストがかかる
クラウドのメリット
- システム利用開始まで時間がかからない
- 機器へのメンテナンスが不要
- 機器への災害対策や障害の復旧が不要
クラウドのデメリット
- セキュリティの設定が重要
- 正確な料金が請求時までは不明
- 独自の使用方法が難しい場合がある
余談ですが、ハイブリット型はオンプレ、クラウド両方を使用するためそれぞれのメリットとデメリットが該当します。
【AWSとは】
AWSというAmazon社から出ているクラウドサービスについて簡単に説明します。
クラウドサービス内でもシェア率が最も高く、ほかのクラウド事業者より一歩進んだ技術をクラウドサービスとして提供しているクラウドサービスです。また、25のリージョン(地域)があり、各リージョンは2つ以上のAZ(アベイラビリティゾーン)で構成されている。このAZ自体も複数のデータセンターで構成されているため、冗長化されているためAWS上を利用しているシステムへの障害などの影響は限りなく少ないです。料金についてですが、従課金制であり過去10年で85回以上値下げを行った実績があります。
【AWSの主要な用語】
こちらでは、AWSでよく使用される用語の概要についてお伝えします。ただ、あくまで概要ですので詳細については各記事を確認していただければと思います( ̄∀ ̄)
用語 | 説明 |
リージョン | AZがおかれている地域(1リージョンには2つ以上のAZが存在) |
AZ | 複数のデータセンターより構成されている |
IAM | AWSアカウントとは別にユーザーが操作するアカウント |
EC2 | 仮想マシンを提供するサービス |
ELB | ロードバランシング機能を提供するサービス |
RDS | データベース機能を提供するサービス |
VPC | 仮想ネットワークを提供するサービス |
Route53 | DNS機能を提供するサービス |
S3 | オブジェクトストレージを提供するサービス |
おわりに
今回はAWSについてのざっくりとした記事となっていますが、次回からはAWSアカウントの作成方法やそれぞれの機能について自分がAWSソリューションアーキテクトアソシエイトを取得する中で学習したことをお伝えさせていただければと思います(≧▽≦)
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