VMwareWorkstationの仮想マシン作成
インフラエンジニアのしずくです<(_ _)>
こちらではWorkstation上に仮想マシンの作成についてお伝えします。
また、次のステップではOSのインストールを実施するため、
OSの準備についても先に進めてしまいます。
【OSについて】
ここではCentOSというOSを構築していきたいと思います。なぜCentOSかというと、RedHatEnterpriseLinux(以降：RHEL)に近いOSで、RHELはLinuxの中でもよく使われているOSの一つであり、CentOSは無償で利用できるためです。
【OSダウンロード】
下記のリンクへアクセスします。
https://www.centos.org/download/
- 「CentOS Linux」-「8」-「x86_64」をクリックします。
- たくさんのリンクが張られていると思いますが、「The following mirrors in your region should have the ISO images available:」配下のどれかのリンクをクリックします。
- リンク先の中で容量の一番多いリンクをクリックします。(ダウンロード開始されます)
余談ですが、サイズがかなり大きいためダウンロードには時間がかかります。
【仮想マシンの作成】
Workstationのホーム画面より、「新規仮想マシンの作成」をクリックします。
仮想マシン作成ウィザードへようこその画面で「後でOSをインストール」を選択し、次へをクリックします。
ゲストOSの選択の画面で「ゲストOS：Linux」、「バージョン：CentOS8(64ビット)」を選択し、次へをクリックします。
仮想マシンの名前の画面で任意の仮想マシン名を設定し、場所については今回作成する仮想マシンの関連ファイルの格納先を指定して、次へをクリックします。
※デフォルトでも問題ありません。
ディスクの容量の指定の画面では、CentOS8(64ビット)の推奨サイズを超えるようにサイズを指定し、仮想ディスクの分割については任意で構いませんので、次へをクリックします。
※分割すると仮想ディスクファイルが2GBごとに分割されます。すでに分割されているため、USBなどで移動がしやすいメリットがあります。ただし、ディスク容量に応じてファイル数も増加するため、読み込みが遅延しパフォーマンス低下の可能性があります。
単一ファイルだとファイル数は一つであるため、読み込み遅延によるパフォーマンス低下は分割した場合と比較し起こりづらいです。
仮想マシンを作成する準備完了の画面で「ハードウェアをカスタマイズ」をクリックしてください。
ハードウェアの設定画面にて「新規 CD/DVD(IDE)」-「接続」-「ISOイメージファイルを使用する」をクリックし、先ほどダウンロードしたISOファイルを選択してください。
ハードウェアの設定画面にて「ネットワークアダプタ」-「ネットワーク接続」-「ブリッジ」-「物理ネットワーク接続の状態を複製」を選択し、画面下部の閉じるをクリックしてください。
仮想マシンを作成する準備完了の画面に戻りますので完了をクリックしてください。
Workstationのホーム画面に作成した仮想マシンが存在することを確認してください。
【おわりに】
こちらで仮想マシン自体の作成は完了です。
次はOSのインストールになります。
こちらではGUI(Windowsのようにクリック操作ができる)とCUI(コマンド操作しかない)の記事に分けていますので、用途に分けて参照してください！
※本サイトでは基本的にCUI操作について扱っています。
またGUIのインストールからでもCUI操作へ変更でき、そちらについても扱っています。